薬剤師が転職する前に知るべき11個のポイント!

薬剤師さんが転職する前に知るべき11個のポインを紹介します。

 

(1)調剤薬局の給料の相場は?

(2)薬剤師業界は売り手市場

(3)高収入の薬剤師の業種とは?

(4)薬剤師の転職理由

(5)離職率の高い薬剤師の職場「4つの特徴」

(6)ジェネリック医薬品取扱い企業はブラック率が高い

(7)転職に失敗しないために注意する事!

(8)病院薬剤師で「年収600万以上」の求人に注意!

(9)子育て薬剤師は、育児体制についてよく確認すること

(10)薬剤師の転職を成功させるには?

(11)薬剤師求人サイトの登録

 

(1)調剤薬局の給料の相場は?

調剤薬局の平均年収は500万円程度です。勤務先やキャリアによって差がありますが、一般の調剤薬局では年収350〜600万円程度となります。大手チェーンの調剤薬局は「小規模」の調剤薬局よりも、給料が少し低めになっている場合が多いです。

 

大手で年収が多い場合は、異動や転勤がある場合が多いです。さらに管理薬剤師になると、管理薬剤師手当として月4〜5万円程度支給されますが、薬局全体の責任者として、薬剤師をまとめる力が必要とされます。

 

薬剤師が不足しているエリアではさらなる高給も

調剤薬局でも働くエリアによって年収の格差が多いです。薬剤師が不足する地方では年収600〜750万円程度、調剤経験の長い薬剤師では800万円以上になるケースもあります。反対に薬剤師の多い都市部では年収も400万円前後から募集している求人も多く見られます。

 

家庭や子育てと両立しやすい「パート」や「アルバイト」で働く場合の平均時給は、2000円前後が一般的です。これも地域やキャリアによって格差があります。調剤薬局は定期昇給が少なく、長く勤めていても年収アップにつながりにくいことが多いです。調剤経験が長い人はキャリアを生かして今より好条件の求人が見つかる可能性が高いです。

 

 

 

(2)薬剤師業界は売り手市場

薬剤師の転職事情を少しでも調べた事がある方ならお分かりかもしれませんが、薬剤師の転職業界は非常に活況です。

 

薬剤師の転職業界が「売り手市場」と言われるのにはいくつもの要因がありますが、一つは、6年制への切り替えによって、新卒の薬剤師が2年間輩出されないという「空白の2年間」が発生した事です。

 

しかも、2012年に初めて排出された「新卒薬剤師」の多くは大病院や製薬企業に就職しており、それによって新卒の薬剤師を予定通りに採用出来ず、中途採用に切り替えて「薬剤師の数」を確保しようとする調剤薬局やドラッグストアや一部病院が増えました。

 

また、現在も、全国的に調剤薬局やドラッグストアの「新規出店」は増加傾向にあります。調剤薬局併設型のドラッグストアが増えていることも、薬剤師の争奪戦が起きている要因の一つとなっています。

 

このような売り手市場という状況は、転職を考えている薬剤師側にとっては、「転職先の数が豊富なので、多くの選択肢の中から選べる」「なんとか薬剤師を確保しようと競争することによって、好条件の転職先が増える」
というように、一見すると、良い材料ばかりのように思えますが、人手不足の業界は、長時間労働や休日出勤になりやすい体質と言われていますので、「労働環境」には注意が必要です。

 

 

 

(3)高収入の薬剤師の業種とは?

MR・開発職なら1,000万円オーバーも可能!

特に製薬会社のMR(営業職)が高収入なことは有名ですね。売上げや営業成績に応じて賞与(ボーナス)がもらえることもありますし、チームを束ねる立場になれば収入も比例して上昇します。

 

MRは薬剤師免許を持っている人の割合は少なく、ほとんどが文系出身など薬学と関係ない学部を卒業した人たちです。薬剤師の免許は、医師に対して説得力を与えてくれるので、当然有利になります。MRは、「コミュニケーション能力」の高い薬剤師さんにとても「おすすめ」の業種と言えます。

 

MRは医師に医薬品を営業するという厳しい仕事であり営業成績が問われますが、結果を出せば高い報酬を得ることができます。大手の製薬会社でMRの課長クラスは、年収1,200〜1,500万円と言われています。

 

一方で、製薬会社の開発職も、希望者にとっては魅力的な仕事でしょう。年収額としては、MR、開発職ともに1000万円を超えることが珍しくないようです。しかし、ネックになるのは転職難易度の高さです。競争率も高く、転職するには狭き門であることは間違いありません。

 

 

 

 

 

 

(4)薬剤師の転職理由

「薬剤師の転職理由」のデータです。
  1. 結婚・出産・育児・介護などプライベートな問題(19%)
  2. 仕事の内容が不満(18.5%)
  3. 労働時間休日等の条件が悪い(16%)
  4. その他(12.5%)
  5. 職場の人間関係が好ましくない(11.5%)
  6. 会社の将来が不安(10.5%)
  7. 給与等収入が少ない(9.0%)
  8. 定年・契約期間の満了(2.0%)
  9. 会社都合(1.0%)

 

薬剤師専門の調査会社が実施した調査によると、調査対象となった薬剤師の72.4%が「転職経験がある」と答えています。しかも、その内の66.6%もの薬剤師が、「2回以上の転職経験がある」と答えています。売り手市場の今、「良い待遇の勤務先を確保しておく」という選択肢が大切とも言えます。

 

 

 

(5)離職率の高い薬剤師の職場「4つの特徴」

薬剤師で離職率の高い職場には、4つの特徴があります。転職希望者は、転職先が下記に該当していないかしっかりと確認することが、転職に失敗しないために重要になります。

 

1. 勤務時間・休日などに問題あり
  1. 土日祝でも勤務しなくてはならない
  2. シフト制で勤務時間が夜遅く(22時など)にまで及ぶ
  3. 人手不足で休みをとれない

 

 

 

2. 人間関係に問題あり
  1. 他のスタッフと比較して仕事内容や量に不公平感がある
  2. 上司のパワハラ

 

 

 

3. 給与に問題あり
  1. 昇給率が低く、将来に不安がある
  2. 年俸制で残業代がつかない(残業が多いのに)

 

 

 

4. キャリアアップが望めない
  1. 研修制度などのバックアップがない
  2. 昇進する見込みがない

 

 

 

(6)ジェネリック医薬品取扱い企業はブラック率が高い

製薬会社の中でも、ジェネリック医薬品を扱っている一部の会社には、待遇があまり良くない会社も存在します。不当解雇の争いになったり、株主総会では労働に関する問題を取り上げられた会社もあります。

 

薬剤師のMRとしての求人に限らないことでもありますが、ブラックと成り得る企業の特徴としては、残業時間が毎月平均で50時間以上あるかどうかということ。そして、有給休暇の取得もポイントになります。年間を通して5日程度休暇を取れない企業はブラックと言えるでしょう。

 

営業のノルマや目標が厳しい場合も、結果的にブラックになりやすくなります。(会社から与えられた目標を達成するために、会社(上司)からの指示がなくても、自らの意志で残業や休日出勤しないと目標が達成できなくなる)

 

 

 

(7)転職に失敗しないために注意する事!

薬剤師が製薬会社で働く注意点

薬を開発、製造、販売するのが仕事の会社ですから、薬剤師の免許を持っている人は大勢います。研究、開発、営業、データ分析など様々な仕事があり、経験や実績によって昇給が早い人、遅い人がいます。

 

特に営業職は、どこの業界でもそうですが、インセンティブの割合や成績によって大きく収入が変わります。能力がどの程度、給与に反映されるか細かい条件面の確認は必須になります。

 

年間休日数は必ずチェックすること

働く条件として給与だけでなく、自分の時間がどの程度確保できるかはとても重要になります。家庭・育児との両立を考える上でも、どれだけ休みが取れるかは重要です。「週休二日制」だけイメージがつかめないので、年間休日日数(1年で何日休めるのか)を必ず確認しましょう。

 

病院規模・診療科・処方箋数もチェック

実際の仕事がどれだけ忙しくなるかに関係してくるのが、病院の規模や担当する診療科・処方箋数です。こちらもとても重要になります。必ずチェックしておきたい項目です。

 

処方箋数が増えればそれだけ忙しくなるのは当然です。また、クリニックよりも病床数の多い総合病院の方が、総じて忙しい傾向にあります。

 

病院勤務の場合、当直・夜勤・休日出勤・常勤数をチェック

病院勤務の場合、意外に見落としがちなのが当直や休日出勤、常勤薬剤師の数です。どの程度の頻度で当直があるのか、休日出勤はあるのか、常駐している薬剤師の数はどの程度かは、チェックしましょう。特に常駐薬剤師の数は、日々の忙しさだけでなく「休みやすさ」にも関係してきます。

 

長期の休暇を取る時に、代わりの薬剤師が対応できれば休みやすいですが、ギリギリの人数で回していると休みづらいです。病院の制度として長期休暇があるのに実際に休みが取れない、といったケースもありえるので注意が必要です。

 

職場見学は必須です!

勤務条件と並んで大事なのは、職場の働きやすさや人間関係です。病院側の採用担当者は基本的には都合の良いことしか説明しません。本当のところは実際に働いてみないとわかりません。

 

ですので、職場環境を事前に100%見抜くことは不可能ですが、ある程度察知する方法はあります。それは、職場見学です。できれば、経営層ではなく、現場の方と職場について話す事ができれば、とても参考になります。

 

職場見学をさせてもらうと、職場の雰囲気や勤務している薬剤師の満足度など色んなことが分かります。職場内を見学させてもらって、「ここでは働きたくない」と感じたら、転職を慎重に検討した方がいいかもしれません。見学自体をさせてくれない病院なら、転職は止めた方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

(8)病院薬剤師で「年収600万以上」の求人に注意!

病院薬剤師の場合、求人の年収は400〜500万円が多く、500万代は多くありませんし(経験者なら可能です。)、600万円代となると更に少ないです。非公開求人ならまだしも、一般公開されている求人で年収600万以上のものなら、何か事情があると思った方が良いでしょう。

 

一番典型的な例で言うと、勤務地が不便な場所にある場合です。たとえば、北海道でも車通勤でないと通えないような場所にある病院では、年収600万以上の求人もあります。

 

しかし、分かりやすいマイナス要因がないのに、年収600万以上(もっと言うと550万以上)の求人があったら少し疑ってかかるべきです。あまりに職場環境が悪いので薬剤師が定着せず、緊急で募集をかけている場合などです。こうした募集に対しては、絶対に職場確認が必要です。

 

 

 

 

 

 

(9)子育て薬剤師は、育児体制についてよく確認すること

病院勤務の場合には、託児所施設を併設した求人も多いです。ママさん薬剤師にとって、重要な条件ですが、それだけに病院の育児支援についてはよく確認した方がいいでしょう。

 

託児所・保育施設を使うのに条件はあるのか、産休・育休制度はどうなっているか、産休の利用実績はあるのか、現時点で産休・育休を使っている薬剤師はいるかなど事前にしっかり確認することが大切です。

 

病院によっては、正社員薬剤師は託児所を使えるけどパート薬剤師は使えない、といった特例を設定しているケースもあり、状況は病院によって違います。

 

労働者に良い環境を与える経営者は、お客様にも良いサービスを提供するという傾向がとても強いです。そのような職場は、経営者・労働者・お客様それぞれが良好な関係になりやすくなり、とても居心地の良い環境になります。

 

 

 

(10)薬剤師の転職を成功させるには?

(1)自分が何を優先するのか

転職する際に、すべてが満足できる求人先はほとんどありません。転職する動機は何なのか?給与・休日・人間関係・キャリアアップ・子育て・労働環境なのか、しっかりと優先順位を付けます。

 

人それぞれに絶対に外せない項目があると思いますので、まずは、その項目を満たしてくれる求人を選ぶ事が重要です。あとは優先順位にそって、それぞれの項目を比較して、各項目が納得できる会社を選択すれば、転職に失敗する可能性は低くなります。

 

 

 

(2)職場見学をしっかり行う

採用担当者の話だけでは職場の雰囲気は分かりません。特に雇用人数の多い会社では、雇用担当者は現場を知りません。内定をもらう前に見学を申し出て、職場の雰囲気に違和感を感じたら、転職を思いとどまった方が良いでしょう。

 

(3)薬剤師専門の転職支援会社の活用

薬剤師の求人は非公開求人が多く、転職紹介会社に登録していないと得られない求人情報もあります。必ず非公開求人を得られるという保証はありませんが、選択肢はある程度多い方が良いので、2〜3社程度は大手転職会社に登録するべきです。

 

(11)薬剤師求人サイトの登録

薬剤師求人サイトの登録方法

まずは薬剤師転職サイトへ登録します。登録するというボタンがあるので、名前や住所、希望条件など入力フォームに添って登録していきます。登録しないと、非公開求人を閲覧する事も出来ませんし、コンサルタントのサービスを受ける事も出来ません。

 

なぜこのようなサービスを無料で受けれるの?といった疑問で登録を行わない方もいます。求人サイトでは、転職を仲介した場合に、医療機関や企業から支払われる「紹介手数料」によって運営されており、費用は全く掛かりません。また、マイナビ薬剤師は、厚生労働省に認可されているサービスなので安心して利用して下さい。

 

薬剤師求人サイトは多数ありますが、1つだけではなく複数登録することをおすすめします。複数と言っても多すぎると収集がつかなくなるので3社程度を選んで登録しておくと選択肢が増えます。サイトによって求人の種類も変わって来ますし、複数のコンサルタントと接する事で自分に合った相談しやすいコンサルタントを見付けることが出来ます。

 

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